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”症例”という呼び方

ドクターズコラム
2010.12.28.火曜日
ドクターズコラム | 2010.12.28.火曜日

医学の学会で
発表をするときに
これは珍しい
”症例”ですと
よく表現します。
英語では、
”Case”と
表現されます。
私は、
この言い方が
好きではありません。
生身の人間を
このケースは
どうのこうのと
無機的に扱うのに
抵抗があります。
学会発表するにも
その患者さんの
協力なくしては
決して発表する
ことはできない
のですから、
学会発表の時も
最後まで、
症例と表現せず
”患者さん”と
表現すべきだと
思っています。
だったら、
”患者さま”と
呼ぶべきだとの
議論になりますが
”患者さん”と
”症例”であれば
誰しも、
”患者さん”と
呼ぶことに
賛同して頂けると
思います。
私たちが、学会で
発表できるのも
患者さんあっての
ことですので、
感謝の気持ちを
忘れずに
発表の場では
”患者さん”と
お呼びしたいと
思います。
もちろん、
発表の際には
患者さんの許可を
得た上で、
個人が特定される
ことのないように
配慮して発表させて
頂いております。


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